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ジョージ・A・ロメロ/ゾンビの世界

 


ジョージ・A・ロメロ/ゾンビの世界
『スペースバンパイア』

『スペースバンパイア』
(1985年/日本公開1985年8月)
イギリス 102分

スペース・バンパイア

監督ビー・フーパー 製作メナハム・ゴーラン ヨーラン・グローバス 原作コリン・ウィルソン 脚本 ダン・オバノン ドン・ジャコビー 撮影アラン・ヒューム 音楽ヘンリー・マンシーニ

出演スティーヴ・レイルズバック マチルダ・メイ ピーター・ファース フランク・フィンレイ パトリック・スチュワート

 ハレー彗星と共に飛来した謎の宇宙船の内部で全裸の男女が納められたカプセルが発見された。探査した宇宙船の乗組員は1人を残して全滅。ロンドンの研究所に運ばれた男女のエイリアン(吸精鬼)は目を覚まし人間の精気を吸収しながら逃亡を続ける。やがてロンドンは精気を吸われ半ばゾンビと化した人々が他人の精気を求めて暴れ始め、パニック状態に陥る…。
 『悪魔のいけにえ』のトビー・フーパー監督の移植の吸血鬼映画。脚本にダン・オバノン、SFXにジョン・ダイクストラ、音楽にヘンリー・マンシーニ、原作にコリン・ウィルソンと微妙に豪華なスタッフが集っている。ダン・オバノンはエイリアンの脚本で有名だが本作も似たような話である。エイリアンが両性具有的な性を超越した存在であるのに対し、こちらのエイリアンは人間の欲望に反応し美しい男女の姿に化身する。マチルダ・メイ扮するエイリアンは全編ほとんど全裸で登場しその美しい容姿を惜しげもなく披露する。日曜洋画劇場などでたびたび放映されていたが、お茶の間で気まずい空気を感じた家族も多かったはずだ(故淀川長治先生の解説がサイコーだった)。『エイリアン』ではモンスターは地球には降り立たたないが本作ではモンスターは早々と地球に降り立ち、ロンドンを舞台にクライマッマスに一大パニックが用意されているところも嬉しい。
 演出、脚本、特撮、音楽、全てが一定水準を超えているが(とくにSFXと音楽が素晴らしい)、後半の展開が安易なこともあり何かもう一つインパクトの足りない作品となってしまっている。マチルダ・メイの美しさ、特撮の見事さ、音楽の素晴らしさなど個々の要素は抜きん出たものがあり、一見の価値がある。個人的にはかなり好きな作品だ。


終末観☆☆
パニック度☆☆
SFX(特殊メイク含む)☆☆☆☆
お色気☆☆☆
音楽☆☆☆☆☆



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